動物雑学(ピークアンドバレー)
HOME | 【4】爬虫類 | ヘビ・ワニ・トカゲの英語名は1種類だけではない?
 
 

ヘビ・ワニ・トカゲの英語名は1種類だけではない?

 
 

HOME | 【4】爬虫類 | ヘビ・ワニ・トカゲの英語名は1種類だけではない?

 ヘビの英語名は?

 

日本にいると、ヘビの英名はsnakeだと習いますよね。一定程度以上の世代の方ですと、「レッドスネイク、カモン!」のフレーズでお馴染みです。
しかし、実際はスネイクだけでなく、ニシキヘビはPython、アナコンダはanacondaというようにさらに英語圏では呼び方が細分化されています。
 
スネイクとパイソン・アナコンダの違いはその大きさです。パイソンとアナコンダは巨大なヘビです。
 
ではパイソンとアナコンダはどう違うかというと、主な違いは生息地です。
アナコンダは南アメリカがもともとの生息地ですが、ニシキヘビはアジアやアフリカの熱帯地方がもともとの生息地でした。
 
また、生態にも違いが見られます。
アナコンダは水泳が上手で水辺でよく見られます。これに対して、ニシキヘビは木や乾燥した生息地に止まることを好みます。 

ワニの英語名は?

 

ワニの英名にはクロコダイルとアリゲーターがあります。
 
「クロコダイル」の代表種はイリエワニやナイルワニといった大型の種で、「ワニ」の中でも最も獰猛とされています。世界各地に分布しており、日本で単に「ワニ」といってイメージされるのはほとんどがこのクロコダイルです。人や家畜を襲う「人喰いワニ」とされるのもクロコダイルです。
 
 
「アリゲーター」の代表種はミシシッピワニとも呼ばれるアメリカアリゲーターです。
 
両者の違いは、ヘビのような生息地や生態ではなく見た目で区別することができます。
クロコダイルは、口を閉じたときに歯がキバのように出ています。これに対して、アリゲーターは口を閉じたら歯が見えなくなります。
 
また、歩き方にも違いがあります。クロコダイルはお腹を地面に付けずに体を持ち上げるようにして歩きますが、アリゲーターはお腹を地面にくっつけて歩きます。

 トカゲの英語名は?

 
英語圏の国々でトカゲはLizardと表現されます。
 
しかしこのLizardはトカゲ亜目の爬虫類の総称です。
日本でよく見るトカゲのほか、ヤモリやカメレオン、イグアナもすべてトカゲの一種としてLizardと呼ばれています。

動物の不思議・おもしろい雑学