タツノオトシゴはオスが育児をする?
タツノオトシゴはオスが育児をする?
タツノオトシゴには、オスの育児嚢という機能が備わっています。
カンガルーのように子供をお腹に抱えて外敵から守る機能です。
カンガルーと違うのは、タツノオトシゴのメスはこのオスの育児嚢に直接卵を産みつけるという点です。
オスの育児嚢に産み付けられるのはあくまで卵です。
ですから、オスの中で卵は孵化し、ある程度の大きさになるまでオスが育児をすることになります。しかも、この育児嚢から育ったタツノオトシゴの赤ちゃんは海中に放たれていくため、あたかもオスが赤ちゃんを産む格好になります。